ランダウ゠リフシッツ理論物理学教程の力学(増訂第3版)の§8の問題の解説です.
問題
解答作成
本編よりLagrangianは, 運動エネルギー
と表される. 各粒子の速度
となる.
基準系K'が基準系Kに対して速度
の関係がある. これに則ってLagrangianを変換すると,
となる. K'系でのLagrangian
と系全体の質量の和
を用いると,
となる. これが, Lagrangianの変換法則である.
作用はLagrangianの時間に関する積分であるから,
となり, K'系における系の慣性中心
と系全体の質量の和
となる.
参考文献
Landau, L. D.; Lifshitz, E. M. 力学. 広重徹, 水戸巌訳, 増訂第3版, 東京図書, 1974, 214p.
関連記事
ランダウ力学 解説掲載をしていない問題について
ランダウ゠リフシッツ理論物理学教程の力学(増訂第3版)の解説掲載をしていない問題についてコメントします. スポンサーリンク 解説作成を検討している問題 解説作成を検討している問題を, 以下に示します. 解説作成の取りやめを決断した問題 解説作成の取...
0 件のコメント:
コメントを投稿 (Please feel free to ask me about your questions! You can use Japanese or English in the comments.)