PostgreSQLのデータディレクトリーの変更方法

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PostgreSQL Windows

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こんにちは, Shinoryoです.

PostgreSQLのデータディレクトリーを変更してみたときのメモです.

データディレクトリーはサービスで指定されている

PostgreSQLのデータディレクトリーは, PostgreSQLのサービスに設定されています.

PostgreSQLのサービスの設定は, 次の手順で確認できます.

  1. サービス を開く.
  2. 「postgresql」から始まるサービス(以下, PostgreSQLサービス)を探す.
  3. PostgreSQLサービスを右クリックし, プロパティをクリックする.

「実行ファイルのパス」の-Dの次に書かれているパスが, PostgreSQLデータディレクトリーのパスです.

データディレクトリーの設定を変更する方法

サービスに設定されているPostgreSQLデータディレクトリーのパスは, 次の手順で変更できます.

  1. PostgreSQLを停止させる.
  2. レジストリ エディター を開く.
  3. 次のパスにアクセスする.
    コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services
  4. PostgreSQLサービス名と同名のキーを開く.
  5. 値「ImagePath」のデータの中の, -Dの次に書かれているパスを, 変更後のPostgreSQLデータディレクトリーに変更する.

レジストリの変更はWindowsの動作に重大な影響を及ぼす可能性があります. 変更の際は自己責任で, 十分注意して実施してください.

データディレクトリーの設定を変更できたか確認する方法

サービスに設定されているPostgreSQLデータディレクトリーのパスを変更できたかは, 次の手順で確認できます.

  1. サービス を開く.
  2. PostgreSQLサービスを右クリックし, プロパティをクリックする.
  3. 「実行ファイルのパス」の-Dの次に書かれているパスが, 変更後のPostgreSQLデータディレクトリーであることを確認する.

3.でパスの変更を確認できない場合は, サービスの画面の上部にある「操作」→「最新の情報に更新」をクリックしてください.

環境情報

  • Windows 11 Home 24H2
  • PostgreSQL 17.2

参考文献

  1. Satoshi Koda様による「Windows版PostgreSQL:インストール後にデータの場所だけ変える手順」
  2. 「Windowsのサービスのパスを変更する」